協会設立趣意

日本スナッグゴルフ協会設立趣意書

2001年米国において、ゴルフの基礎を学ぶために開発された「スナッグゴルフ」が日本に導入され8年の年月が経ちました。

これまで、米国ではナショナルスクールプログラムとして約6,000校の小学校へスナッグゴルフが導入され、スコットランドでは、スポーツ庁とゴルフ協会の共同プロジェクトして2009年までに全スコットランドの小学校にスナッグゴルフを導入することを決定しています。(平成21年3月時点)

日本においては、2001年に普及団体としてスナッグゴルフ日本事務局が設立され、各ゴルフ団体と協力し普及活動をおこなってまいりました。

まず、2001年にLPGAのキッズプログラムに正式採用され、2002年にはJGTOによる全国の小学校へのスナッグゴルフ寄贈が始まりました。
そして、日本の主要ゴルフ10団体で結成される日本ジュニアゴルファー育成協議会もジュニア底辺拡大のため、スナッグゴルフをキッズプロジェクトとして正式に採用し、現在ではJGTOによる全国大会をはじめ、多くの大会やイベントが全国各地で行われています。

現在国内では、小学校を中心に教育機関で約350校、約200の自治体、約200のゴルフ関連施設とスポーツ施設において、スナッグゴルフを教育や健康・福祉・交流のために導入しています。
また近年では、老人クラブなど高齢者層での普及が進みつつあります。(平成21年3月時点)

現在、多くの教育機関、行政機関、スポーツ団体関係の方々から大会開催や地域への導入に関する問い合わせや要望が多数あり、これらの要望に対応しつつ、より一層スナッグゴルフを全国規模で普及させ、ゴルフという生涯スポーツの発展およびスナッグゴルフを通じての青少年の健全な育成、3世代交流、地域社会の健康・福祉・交流に貢献するためには、スナッグゴルフというスポーツの各種情報を整理、発信する統括団体の設立が必要であると思われます。

すでにスナッグゴルフを活用されている団体の皆様やこれから導入しようという皆様のサポート、規則の統一化、体験講習会、大会・イベントの開催、指導者の育成を全国規模で行うことが急務であると思われ、平成19年10月2日に日本スナッグゴルフ協会準備室を設立致しました。

協会準備室設立時の役員は下記の通りです。(平成19年10月2日時点)

理事長    西田 幾久彦(財団法人日本ゴルフ協会顧問)
専務理事   小澤 佳夫 (前日本ジュニアゴルファー育成協議会事務局長)
理 事    大垣 正二郎(前スナッグゴルフ日本事務局副代表)
顧 問    水野 正人 (社団法人日本ゴルフ用品協会会長)
顧 問    境野 匡  (社団法人全日本ゴルフ練習場連盟会長)
監 事    藤岡 三樹臣(財団法人日本ゴルフ協会参与)
監 事    西山 太郎 (公認会計士)

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